こんにちは。西中つきひ(https://twitter.com/Nishinaka_poke)と申します。
S18にて最終2桁を取ることができたため、使用構築を記事にさせていただきます。
TN:ぼん 最終2033 92位
TN:にしなカヅキ 最高2022 最終19台
9時前更新
並び
構築コンセプト
・スカーフ蜻蛉を軸としたタイプ受けサイクル
・過去実績のある並びの偽装による型誤認誘発
4シーズンぶりの伝説なし冠ルールとなり、これまでしっかりと取り組めていなかったため、過去の上位構築を色々と試すところから始めました。S14で2100を残していたぼんこふさんのパーティを試したところ使用感が新鮮で、本構築をベースに考えていくことに。
かなり詳しくわかりやすく書かれているので、ぜひお読みください。
以下常体
構築経緯
原案構築のコンセプトはそのまま(上記記事参照)、使用しながら少しずつ変更を加えていった形ではあるが以下順に述べる。
原案構築はタイプ相性補完の良い並びからの、脱出パックの流星群による高火力の削り+対面操作を軸とするタイプ受けサイクルである。タイプで受けるため、初手ダイマックスもいなし易いのが特徴。
脱出パックというアイテムについて、高火力の削り+対面操作ができるという魅力があるが、一方で
・初手(メンヘラでもアタッカーでも)がきついこと
・初手ダイマ(威嚇で発動してしまう)と一定数当たったこと
・スカーフ持ちの奇襲で事故りやすい
・等の上から動かれる天敵の増加
・これまた増加傾向にあったスカーフ水+
のような高速アタッカーにトンボルチェンで逃げられてしまう
・との対面ができたときにノータイムで
対面が作れるが、アイテム1つの消費と型情報を与えてまで得るほどのアドではないと感じたこと
といった課題を感じていた。そこで、
・皮を剥がしながら交換でき、の処理が容易となる
・,
に対して上から1撃で落とせる技があり、相手から見えない処理ルートの確保、奇襲による数的有利展開が狙える
・スイーパーとしての適性もそこそこ出来る
・過去に結果を残した並びによる相手の型誤認も期待できる
といったことが可能となるスカーフ型へと変更した。
原案構築では、流星群脱出パック→
のゴツメに触らせることを
の処理ルートとしていたが、スカーフ水ラオスの増加もあり、初手に悪タスキラオスを出された展開は100戦やって1,2戦だったため、アーゴヨンの苦手な
絡みのサイクルにも強く負荷をかけていける眼鏡型に変更した。
③悪ウーラオス
原案構築の悪ラオスのスカーフはアーゴヨンに渡ったため、アーゴヨンが苦手とするヒードラン、ポリ2、ジバコイル、ブリザポス、ラプラスや、受けへの崩し性能を考えハチマキとした。
④に関しては、使用していてさほど変更の必要を感じなかったため、軽微な努力値の調整程度。むしろ無理に変えるより同一並びによる
の型誤認誘発のメリットのほうが大きいと判断。
単体紹介
努力値:C252 S252 D4
実数値:148-x-93-196-94-173
特 性:ビーストブースト
持ち物:こだわりスカーフ
ヘドロウェーブ
とんぼがえり
スカーフ水ウーラオスを上から流星群で落とせる火力が魅力。
絡め手ミミッキュの皮剥がし、エースバーンの襷つぶしorダイマ確認をしながら裏につなぐ動きが偉かった。
むしろ、S14の構築記事を読み漁って熱心に研究している人であれば、初手からアッキミミッキュを出してくることもしばしば。狙い通り、誘い狩ることができた。
努力値:H108 B12 C164 D4 S220
実数値:159-x-137-149-151-133
特 性:ミストメイカー
持ち物:こだわりメガネ
れいとうビーム
トリック
ウーラオスのハチマキインファほぼ2耐え
S:準速マンムー抜き
Sにかなり割いているため、甘えた相手の耐久サンダー後投げは許さないところが偉い。タラプカイリューでも起点にされない十分な火力がある。
トリックはかなり警戒される。
割と裏を見て技を選ばないといけないポケモンだった。
努力値:H196 A60 D252
実数値:215-184-150-x-107-60
特 性:ハードロック
持ち物:イバンのみ
ロックブラスト
カウンター
じしん
こらえる
ドサイドンのミラーS対決が終盤発生していたが、この型のドサイドンにはそこまで影響はなかった。
DMエスバに受けだして半減DM技を受ける→カウンターの動きで非DMで処理できる動きが決まれば非常に強力。
こらえるがあることで、DM稼ぎや見えない勝ち筋もうまれる。
一方、剣舞がないことでポリ2の崩しが難しい。カウンターZは威力が75しかなく、HBポリ2だと後出しからでも間に合ってしまうため、カグヤのやどりぎ等を絡め、サイクル下で削りを入れてからドサイサンダー対面を作って無理やり崩す、といった形になってしまう。そのため極力ポリ2はジバコで見る選出を心掛けた。
努力値:H164 B140 S204
実数値:193-x-155-127-121-107
特 性:ビーストブースト
持ち物:たべのこし
エアスラッシュ
やどりぎのたね
みがわり
まもる
S:4振りレヒレ抜き +2でドラパ抜き
まもるまで搭載したやどりぎカグヤを今期初めて使用してみたが、詰ませ性能・DM枯らし等非常に使い勝手がよく、かなりの頻度で選出した。
アッキミミッキュ程度であれば、剣舞されても1発耐えてみがわり+まもるループで相手にドンチを押し続けられてもダメージレースでこちらが勝てる。
耐久ポリ+サンダー、ラグサンダーに対しても、サンダーの電気技がボルチェンであることが多く、有利対面で身代わりorやどりぎをしていくことで優位に立てる。
努力値:H236 B44 C228
実数値:175-x-141-196-110-69(個体値調整)
特 性:アナライズ
持ち物:とつげきチョッキ
ラスターカノン
ほうでん
ボディプレス
ボルトチェンジ
C:なるべく高く(とんぼ+ラスカでウツロイドが55%くらいの乱数。)
ミミとの打ち合い意識で残りB
ポリ2や、裏のパルシェンミミにまで強めでかなりの選出率。
サンダーのボルチェンを切れないのがドサイとの違いで、カグヤの相方枠として選出時よく悩みがち。
当初個体の使いまわしで10万で使っていたが、テッカグヤの身代わりとのシナジーも考えてもっとはやく放電にすべきだった。
Sラインに関して、カバルドン考えると取り得るギリギリラインの実値69に。
役割対象のポリ2に対してアナライズを乗せていかないと圧をかけづらいが、
稀に生じるマリルリ対面では上から動いていきたいため悩ましく、結論は出ていない。
努力値:A252 S252 B4
実数値:175-182-121-x-80-163
特 性:ふかしのこぶし
持ち物:こだわりハチマキ
あんこくきょうだ
インファイト
ふいうち
とんぼがえり
ジバコイルと合わせて受けに対しては圧倒的に有利に立ち回れるが、偽装というコンセプトを崩して純粋に組むとしたら要検討枠になる。
元々の採用理由はゴーストの一貫を切るためであったが、ドラパミミに対してはテッカグヤのやどりぎ守るを絡めてなんとかごまかせるので、それよりかはエースバーンの処理ルートの増やしたさを終盤感じていた。
竜王戦環境で貯水ラプラスに慣れてすっかり忘れていたが、シェルアーマーラプラスに対して壁下で暗黒強打が雀の涙しか入らなくて泣いた(1敗)
選出パターン
相手に応じて選択するため特に決まったものはないが、
+
+
or
が多め。
初手アゴ率が高め。
重い
・とんぼサンダーノラゴン
一応ノラゴンに一度だけアゴバックはできるが、スカーフ見え見えの動きになるので、その後の処理が難しい。
・エースバーン
エースバーンの処理をほぼドサイドンに一任しているため、噛み合えば割と勝ててはいたが、選出択時縛られ気味に感じることや、処理ルートが相手の技選択依存にもなってしまいがち。
(トリックorちょうはつなので非常にわかる)
レヒレの小回りが利きづらいため対処が難しくなってしまった。
その他、選出段階で択になることがしばしば。
雑感
初めは偽装という考えはなかったですが、構築を改変していくうちに偽装とすることでより一層強く動かせるのではとの考えに至り、実際一定数のeasy winも拾うことができました。今回は0から組んだわけでなく、なんなら3体はほぼ原案そのままの型だったりとオリジナリティーの欠片もないですが、最終2桁が取れたことは素直に嬉しいです。
しかしながら、原案者様の2100にはまだまだ遠く及びませんでした。精進します。
自分に合った構築タイプというのが未だに定まっていないので、今後も色々な構築に手を出していきたいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
スペシャルサンクス
構築原案者でプリティー友達のぼんこふさん
夕凪杯一緒に出てくれたトムさん、Fポケットさん。ポチベ上がりました。
ドラフト大会に誘ってくれたはいどらさん&遊んでくれた方々。同じくポチベ上がりました。
最終日通話で一緒に戦ってくれた皆様
応援してくれた方々
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