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【S26最終14位&19位】ナット誘殺ゼルネノラゴン【最終R2064】

こんにちは。西中つきひです。

S26お疲れさまでした。竜王戦ルール(伝説1体)最後のシーズンということで、本腰を入れて臨んだ結果、自己最高順位を修めることができました。使用構築を記事に残させていただきます。

 

使用TNと結果

TN:にしなカヅキ 最終2064 14位 89勝46敗 

TN:アイリーンM 最終2053 19位 83勝36敗

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並び

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対戦動画

本構築を使用した、最終日の対戦動画です。良ければご覧下さい。

youtu.be

youtu.be

基本コンセプト

・ザシアン軸にゼルネを出して勝つ

・受け回しながらゼルネの一貫を作って全抜きする

・電磁波によるS操作で対面的選出時にもゼルネが積む機会を作る

・パーティの見た目でナットレイを誘って役割破壊する

 

 

構築経緯

前期シグマさんが結果を残し、あるさん(@Arumix1010)が身内戦で使用していたゼルネラキヌオーを見て、ザシアンに勝つことのできるゼルネ軸が弱いわけがないと思い、シーズン終盤に真似してみることに。

(前期のシグマさんの記事はこちらご確認ください。)

【S25最終7位】二者選一ゼルネアス【剣盾シングル】 - 未来へのバトンタッチ

 

軸の使用感は素晴らしく、残りの補完を考えながら最終日を迎えることにした。

 

軸として、下記の4体から選んでサイクル戦を行う。

f:id:Nishinakaduki:20220201205806p:plain(全抜きエース、伝説枠)

f:id:Nishinakaduki:20220201205907p:plain (ザシアン受け、ジガルデ詰ませ)

f:id:Nishinakaduki:20220201205851p:plain (汎用特殊受け)

f:id:Nishinakaduki:20220201205741p:plain(上記三体では厳しいネクロ+ランド+ミミッキュドリュウズナットレイカミツルギ等の物理受け)

 

補完1

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バドレックス軸へ選出できる悪タイプとして、ふいうち電磁波で対面性能の高いオーロンゲ@タスキを採用。電磁波でゼルネの展開も狙え、若干の壁展開偽装も期待でき、ほのおのパンチによるナットレイへの奇襲まで1枠でできることも評価。

 

補完2

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カイオーガイベルタルに対してゼルネアスは決して弱くないが、取り巻きにエースバーンやミミッキュを選出されると詰む隙を与えてもらえない展開になりやすい。

ゼルネアスが通しづらいときのアタッカーとして当初珠ドラパルトや珠カイリューを最後の枠で試していた。ドラパルトではイベルタル+エースバーンのような並びに選出できず、カイリューも流行のオーガ+ミミに有利とはいえない。何より、どちらもダイマックスが前提のポケモンであり、ゼルネアスと同時選出した際はダイマできないと腐りがちで選出として強いものではなかった。

最後の枠を改めて考え直したときに、欲しい要素として、

・エースバーンに強め

カバルドンの迅速な処理手段

・ナット以外の鋼(ネクロやヒードラン)に強いアタッカー

・オーガ軸のタスキエスバ+珠ミミ+オーガのような対面選出に出せる駒

・こちらのラキヌオーを崩してくる、ウオノラゴンへの引き先

これらを満たすポケモンとして陽気最速ウオノラゴンを採用。
ゼルネノラゴンと見せることで相手のナットレイがかなりの高確率で選出され、ロンゲのダイバーンでの奇襲成功率の向上効果も期待できるようになった。

また、非ダイマでも強いことからゼルネとの同時選出でもパワーのある動きができる。選出の幅が広がり、最後の枠にかっちりとハマった。

 

個体紹介

ゼルネアス@パワフルハーブ

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性格:ひかえめ

特性:フェアリーオーラ

技構成:ムーンフォース/ドレインキッス/ジオコントロール/かみなり

実数値/努力値:222(164) - × - 117(12) - 200(244) - 119(4) - 130(84)

 

C:ダイサンダーがザシアンに156-184ダメージ

HB:特化珠イベルのダイスチルが43.7%の乱数(意地っ張りに一撃で飛ばされたのでこちら有利の乱数になるまで振った)

Dにまでは振っていないザシアンであれば、ゴツメ1回と+2ダイサンダーで高確率で落とすことができるため、いかにザシアンにゴツメに触らせるかを考えて立ち回る。

ザシアンへの乱数を考えるとCはなるべく削りたくないが、S129の調整が主流と考えていたのでミラーも考えて最終日はSを1伸ばすことにした。普段使いならC特化が推奨。

 

ヌオー@ゴツゴツメット

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性格:わんぱく

特性:てんねん

技構成:じしん/どくどく/じこさいせい/まもる

実数値/努力値:202(252) - 105 - 150(252) - x - 86(4) - 55

 

ゼルネとザシアンの初手対面では、ザシアン側はヌオー引きを読んだ釣り交換が容易であるため、試合展開を有利に進める上では初手にヌオーを投げることも多くあった。

まもるはこだわりチェックや、ゼルネをコピーされた場合でもてんねんで1度耐えてPP枯らしが間に合うケースがあるため採用。

 

ラッキー@しんかのきせき

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性格:ずぶとい

特性:しぜんかいふく

技構成:ちきゅうなげ/たまごうみ/あまえる/でんじは

実数値/努力値:325 - x - 62(252) - x - 142(132) - 86(124)

 

S:麻痺した意地エスバ抜き

ランドロスミミッキュがラッキー対面を作って剣の舞を積んでくるが、甘えるがあることで起点回避できる点が非常に優秀であった。ゼルネをメタモンにコピーされた場合でもDMさえ誤魔化せばラッキーがストッパーを担える。ムゲンダイナ+メタモン相手にも有利に立ち回ることができた。

 

テッカグヤ@たべのこし

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性格:わんぱく

特性:ビーストブースト

技構成:ヘビーボンバー/かえんほうしゃ/みがわり/やどりぎのたね

実数値/努力値:204(252) - 121 - 160(180) - 114 - 121 - 91(76)

 

H:みがわりが地球投げを耐える

S:ラッキーやカグヤミラーで上から身代わりを貼れるようなるべく速く

ゼルネが通せないと判断した場合は、カグヤ+ヌオー+ラッキーで受けまわすプランを取ることもあった。カイオーガ軸のミミッキュ被選出率が100%だったので、最終盤はカイオーガに臆せずことなく積極的に投げていた。誘ったナットレイ対面身代わりでテンポを取っていけるのも大きかった。

 

オーロンゲ@きあいのタスキ

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※キョダイマックス個体

性格:いじっぱり

特性:いたずらごころ

技構成:ふいうち/ソウルクラッシュ/ほのおのパンチ/でんじは

実数値/努力値:170 - 189(252) - 85 - x - 96(4) - 112(252)

 

本構築の影のMVP。かれこれ7匹くらいは初手のナットレイをダイバーンで葬り去った。

ダイバーンを撃った後も、キョダイスイマ(50%欠伸追加効果)やダイウォールからの電磁波を入れることができるため置物にならない点が強い。裏のゼルネアスが展開しやすくなり、ナットを初手で処理できたアドバンテージを活かしてどの試合もそのまま勝ち切ることができた。

初手のタスキエスバに対しても、

電磁波⇒こちらタスキで耐え⇒ふいうち⇒相手のふいうちすかし⇒ふいうち

の流れで対面処理できることもしばしばあった。

 

ウオノラゴン@こだわりスカーフ

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性格:ようき

特性:がんじょうあご

技構成:エラがみ/げきりん/ロックブラスト/ねむる

実数値/努力値:165 - 142(252) - 120 - x - 101(4) - 139(252)

 

環境のザシアンがヌオーに対してスリップダメージ(ステロ、どくびし、キョダイゴクエン)+じゃれつく2発とような処理ルートを取ることがそこそこあり、そのための火力重視の意地っ張り個体が多かったため、最速にすることでほとんどのザシアンに対して上から行動することができた。ただ、満タンの状態ではエラがみで落とせないため、ゼルネの展開時と同様、一度ゴツメに触れさせる必要がある。しかしゼルネアスと違い初手のノラゴンvsザシアン対面では、相手はノラゴンの圧力により強気な釣り交換に出ることが難しく、大抵はじゃれつくを誘発でき、ヌオーのゴツメに触らせることに成功していた。

 

ゼルネアスとの補完のおかげで、相手のノラゴンへの回答としてもこれ以上のポケモンはいなかった。

①相手のウオノラゴンのエラがみに対してこちらのウオノラゴンを後投げした場合

以降最速スカーフのこちらのエラがみが上から通るため、エラがみで拘った状態でウオノラゴンを突破することができる。相手のその場での切り返しはダイドラグーンしかないが、それを撃ってしまったが最後ゼルネアスの展開を止められる術を相手は失う。

②こちらのウオノラゴンのエラがみに相手がウオノラゴンを後出ししてきた場合

こちらが最速のため、次ターン以降エラがみを撃ちあう場合はこちらが突破できる。

相手がげきりんを撃ってしまった場合、ゼルネ対面でももう一度げきりんを撃たなくてはならず、体力を一切削られることなくジオコンを積むことができる。

 

このように、こちらが一方的に処理できるか、突破されてもゼルネの起点にできるため、どちらに転んでも試合を有利に運べる。最速のおかげで拾えた試合が何戦もあった。

 

ウォール⇒ダイアタック⇒ウォールの切り返しの黄金ムーブができるギガインパクトを当初サブウエポンにしていたが、現状のパーティではジガルデヌケニンの処理が難しく、またタスキヌケニンの増加雰囲気を最終日付近のTLで感じたため、そこに刺さるロックブラストに変更した。ねむるはダイマ砲がないどくどくダイナなどとのTOD展開で活きた。

 

 

選出

相手の伝説・受け崩し駒・ゼルネ受けなどを見ながら相手の選出を予想し、対応できる3匹を選ぶ。

ある程度の割り切りが必要になる場面もある。(サンダーorウオノラゴンどちらを重く見るか、等)

 

重い相手

・初手ダイマで崩された後に電磁波をゼルネに入れられてしまう展開(サンダー、ボルトロスなど)

・ムゲンダイナ

ゼルネvsムゲンダイナ対面は型を読み切らなくてはならず、眼鏡ならラッキーに引きたいが、コスパどくどく型なら早急に積んで仕掛けにいきたい。

型を読み間違えて初手眼鏡ヘド爆で世界が終わる試合も2試合くらいあったが、再戦では落とさないようにと心掛けていた。

 

 

 

終わりに

最近はリアルのほうが忙しく、今回3,4か月ぶりくらいに真面目にランクマに取り組めました。

伝説1匹の竜王戦ルール最後のシーズンをよい結果で締めくくることができて満足しています。軸原案者のシグマ大先生、同じ軸で色々相談しながら今期一緒に潜ってくれたあるさん、ガラルユナイトにまた誘ってくれたりらっさん、応援や通話してくれた皆様、いつも仲良くしてくれる皆様に大大大感謝!

今後も自分のペースでポケモンを楽しんでいきたいと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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