こんにちは。西中つきひと申します。
SVランクマS12お疲れさまでした。使用構築を記事に残させていただきます。
TNにしなカヅキ
最終75位 最終レート2088.999
TNバイオレット
最高204x最終1971 461位
↑レンタル
↓最終日対戦集です、動かし方のご参考まで
コンセプト
ビルド残飯水ウーラオスを通すために全力を尽くす
経緯
前期3位のかみんちゅさんの残飯ビルド水ウーラオス(レギュE 最終3位&21位 - Melty)の物理詰ませ性能に非常に魅力を感じ、全抜きエースとして展開するための取りまきを考えることにした。
残飯ビルドラオスの弱点はゴツメ(カイリュー)、どくびし、水無効特性(水ポン等)、ヘイラッシャなどである。
どくびしを回収でき、オーガポンに強く、カイリュー(ダイスでもゴツメでもラムでも残飯でもハチマキでも)やヘイラッシャにもすりかえによる大幅弱体化を狙え、フェイタルクローによる上振れもあるBSスカーフオオニューラを採用。
はたきと挑発でウーラオスにつなぐことができ、オオニューラの苦手とするサーフゴーに優位なトドロクツキを原案元より採用。
上記の基本選出では、初手のブーストハバタクカミに対して、オオニューラの自覚orトドロクツキのテラスが必要で、電磁波による確率を押し付けられてしまう状況となっていた。
サーフゴー入りに対しても、窮屈な立ち回りを強いられやすい。
また、エアスラ搭載カイリューは、叩いただけではウーラオスで処理することが難しい。オオニューラのすりかえで止めるゲームプランだけでは不十分と感じ、他に有利なポケモンの採用を検討した。
さらに、物理偏重のため、ガチグマが耐性テラス所持の場合大きく削ることが出来ない。最終的にウーラオスで処理しきれず、起点にもできないため、不利展開になりやすく、大きく削りができることが望ましい。
そこで、上記のニーズを満たす、電磁波無効、エアスラ半減、はたきおとすを覚える両刀まけんき化身ボルトロスを広く対面撃ちあえる型に調整し採用した。
以上、「叩き+叩き+すりかえ」から ウーラオスを展開する4体を軸とした。
補完として水ポン入りへの代替エースのブーツカイリューを採用。
選出圧力かつ受け崩しも可能なゴツメボディプレスガチグマを採用し完成とした。
個体紹介
ウーラオス(水)
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
持ち物:たべのこし
テラス:水
実数値:193(140)-176(76+)-151(244)-x-81(4)-123(44)
技:すいりゅうれんだ / アクアジェット / ビルドアップ / みがわり
準速ガッサ抜き、出来るだけ硬く
原案通り。アイテムを叩いたカイリューが物理型であればほぼすべての型を起点に出来るレベルで申し分なく強い。
みがわりを余裕をもって残せない状況下では、相手がしびれを切らしてハバタクカミを後投げするタイミングを見定める必要がある。
アクアジェットはほんのりとアンコール対策もなる。
オオニューラ
特性:どくしゅ
性格:いじっぱり
持ち物:こだわりスカーフ
テラス:ひこう
実数値:167(92)-168(20+)-112(252)-x-101(4)-158(140)
技:フェイタルクロー/ ほのおのパンチ / インファイト / すりかえ
最速ランド抜き
ハチマキ以外の水流連打を耐える
毒びし回収からすりかえによる起点づくりからフェイタルの上振れ狙いまで色々こなす。
どくしゅも合わせると65%で相手を状態異常にすることが出来る。
ほのおのパンチはサフゴ、ハッサム用
サフゴが硬いと大したダメージにはならないが、再生を誘引し裏に引くタイミングを作る程度のことはできる。
ヘイラッシャの役割は物理受けであるため、物理のオオニューラによるすりかえは非常に決まりやすかった。
オオニューラに対して、相手の地面枠は地震で処理を優先しがち。飛行テラスすりかえも行動選択肢となる。
トドロクツキ
特性:こだいかっせい
性格:ようき
持ち物:ブーストエナジー
テラス:はがね
実数値:185(36)-184(196)-94(20)-x-122(4)-188(252+)
技:はたきおとす/ アイアンヘッド / アクロバット / ちょうはつ
最速
もしブーストカミの上が取れた場合に試合展開がかなり楽になるため最速で採用。
どの技もよく撃ち、外すことはできなかった。
カイリューが死に出しされた対面では役割を推測し、はたきを押すか挑発を押すかの判断が必要。
ボルトロス(化身)
特性:まけんき
性格:さみしがり
持ち物:オボンのみ
テラス:はがね
実数値:174(156)-154(36+)-93(108-)-153(60)-100-150(148)
技:はたきおとす/ 10万ボルト / アクロバット / くさむすび
準速ウーラ抜き
16n-2 偶数(1カタス後にアクロバットが最大化)
意地ウーラオスの水テラ水流をオボン込みで耐える
ハバタクカミ臆病眼鏡ムンフォ瀕死率18.7%
且つ無振りムンフォ下3つ以外オボン発動
H252ウーラでも10万で62.5%で倒せる
Aあまり: 負けん気発動でHB特化ハバタクカミにアクロバットが100.6%~
最大個所に+、最低個所に-をかけることで無補正より実数値が伸びる
猛威を振るうでんじは髪に対して、下振れするどころか上振れが狙える漢。
ブーストエナジー髪に対しては、ムーンフォースでオボンが発動するように調整することで、Cが下がった場合は負けん気が発動しアクロバットでワンパンできる。下がらずとも基本対面有利、倒せなくても裏で上から処理圏内になる。他、ガッサをタスキまで迅速に削ることが出来る。ランドロスの威嚇でもAが上昇する。
スカーフ水ラオス+眼鏡サーフゴーのような並びに対して、
水ラオスが対面不利なため補助技警戒でサフゴ引き
→10万+叩き落とすで処理
→スカーフ水ラオスが上からテラス水流連打
→耐えて返しの10万で2タテ
のような動きを何度か決めることが出来た。
初手のダイスカイリューに対しても、はたきおとす→低回数スケショを2ターン受けてアクロバット処理で対面微有利である。(叩いた時点でラオスの起点)
くさむすびはガチグマを裏でのテラス択を発生させないレベルに大きく削ることが出来る。
両刀であるため、物理特殊分業が進む受け構築にも強め。
以上のように、なかなかの撃ち合い性能のある調整に仕上がり、半数以上の試合で選出していた。
ただ、最終日はパオジアンが急増し、選出択が生じることとなってしまった。明確な水ラオスへのクッションがいない構築では初手に投げる旨味は少ないだろうという論理を選出時の判断基準にしていた。
※使用率圏外ポケモンらしい
カイリュー
特性:マルチスケイル
性格:陽気
持ち物:厚底ブーツ
テラス:はがね
実数値:167(4)-186(252)-115-x-120-145(252+)
技:げきりん/ じしん / アイアンヘッド / りゅうのまい
最速
カイリューの型はしっくりこず、何度も変更していた。ステロトリルサケブシッポ+ガチグマに全く勝てなかったので、しんそく+けたぐり+アイヘの技範囲にしていたこともあったが、サフゴ、イダイトウに打点がなく、本来の水ポン入りへのエースの役割も怪しかったので、上記の型に落ち着いた。選出率は最下位だったが、このポケモンがいるだけで相手がステロに1ターンを割いてくれることも多く、いるだけで存在感があった。
ガチグマ(暁)
特性:しんがん
性格:ずぶとい
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:どく
実数値:203(116)-x-187(236+)-156(4)-100(116)-77(36)
技:ブラッドムーン/ だいちのちから/ ボディプレス/ しんくうは
軸がすでに決まっていたためガチグマには選出圧力と受け崩しの役割のみを求めていたので、当初はちょうはつ瞑想型を使っていたが、受け以外に全く選出できず、選出幅が狭まってしまっていた。
せっきーさんの構築記事の型をお借りしたところ、通常選出にもある程度組み込むことが出来、選出幅が広がった。
【S11最終24位、レート2152】マジレス対面withルカリオ【ポケモンSV】 - せっきーのブログ
選出
基本選出
(oror(or 稀に)) から2体 +
ウーラが通しづらいと判断した時
(oror) から2体 +or
最後に
リアルのほうがどんどん忙しくなっており、ランクマする時間が取れず、気持ちも落ち込み、引退を考えることもあった。
そんな中、月初に参加したLibornOFFオフで世代の近い人たちと色々と話が出来て、今一度奮起することが出来た。LibornOFFオフはいいぞ。
2040から一度4桁まで落ちたが最後まであきらめなくてよかった。
関わってくれたすべての皆様に感謝します。ありがとうございました。